在日外国人(在日韓国人・在日中国人等)の身分登録制度と相続証明書

 

在日韓国人が死亡した場合

戸籍制度を置いている国や戸籍制度が無い国での身分登録制度について述べたいと思います。

「身分登録制度」とは何かと言うと「人の出生から死亡に至るまでの民事的な身分関係を国が登録によって管理する制度」のことです。

ある特定の個人の「名前」は何なのか、「いつ生まれた」「誰の子」なのか、「いつ誰と結婚」し、「誰の親」になり、「いつ死んだ」のかといった事柄を登録制度と思って下さい。

日本においては、身分関係を公証する唯一の制度が「戸籍制度」なのです。

戸籍制度がある国ですが、かつては日本、韓国、台湾の3国でしたが、韓国が2008年より戸籍制度に代わる「家族関係登録制度」ができたため、現在は日本と台湾の2国だけです。

ドイツには、戸籍制度に似た身分関係の公証制度として「家族簿」という制度があり、家族単位の身分登録を行っています。この制度は、ナチス時代の人種政策のために導入されたと言われています。同様に家族単位の身分登録を行っている国にスイスがあります。

一方で家族単位ではなく、個人単位での身分登録を行っている国にスウェーデン、オランダがあります。

個人単位かつ事件毎に登録を行うようにしている国がカナダ、アメリカです。事件とは、身分関係の変動が起こった事柄で、出生、結婚、死亡等です。完全に事件毎に作成されるので身分変動の一覧を見ることはできない仕組みになっています。

事件毎の登録ですが、付票のようなものを作って身分変動の一覧が見えるようにしている国がイギリス、フランス、旧ソ連諸国です。個人登録にかなり近い制度です。

中国の身分登録制度は「戸口」といわれる制度で、日本でいうところの「戸籍制度」と「住民基本台帳制度」を併せたような制度で、「身分関係」と「居住関係」を登録する制度です。

これらの身分登録制度を文書にし、各国の機関が認証したものを被相続人と相続人全員分を揃えたものが相続を証明する書類となります。もちろん、それらの書類は各国の言語で書かれているため、翻訳をする必要があります。

戸籍制度               ⇒  日本・台湾
戸口制度                ⇒   中国
家族関係登録制度           ⇒  韓国
家族簿(又は類似の家族単位の登録制度) ⇒  ドイツ・スイス
個人単位の登録制度          ⇒  スウェーデン・オランダ
個人単位かつ事件毎の登録制度(一覧なし)⇒  アメリカ・フランス
個人単位かつ事件毎の登録制度(一覧あり)⇒  イギリス、フランス、旧ソ連諸国

 

なお、当事務所では、在日外国人(在日韓国人・在日中国人等)の相続手続の実績がある専門家が相続手続のサポートを行っております。又、ハングル文字や中国語の日本語への翻訳も提携の翻訳事務所を通してサポートを行っております。

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