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相続放棄の取消と撤回

 

相続を放棄すると撤回することはできません。

相続放棄をしたけれど、「やっぱり気が変わりました。相続します」という事はできません。なぜなら相続放棄がなされれば、他の相続人はその事を前提として遺産分割をするため、簡単に相続放棄の撤回を認めると、著しく法的安定性を害することになるからです。

しかし、相続放棄手続時に、相続放棄の意思表示に何らかの瑕疵(問題)があれば、取消をすることによって、相続放棄がなされなかったことになります。例としては、他の相続人に騙されたり脅されたりして相続放棄をした場合があげられます。相続放棄の取消は管轄の家庭裁判所に「相続放棄取消の申立」をする方法で行います。

法律用語で、「撤回」と「取消」では意味が異なります。取消とは、その法律行為時に行為そのものに瑕疵があるため、行為の効果を遡及的に無効となるもので、撤回はそのような瑕疵がないにもかかわらず、任意に将来に向かって行為の効果を否定するものをいいます。

 

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