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相続放棄と家庭裁判所

相続放棄手続とは、正式には「相続放棄申述受理の申出」といい、家庭裁判所に申立をして行う裁判手続です。ただし、裁判手続といっても一般の民事訴訟のように相手方がいるわけではありません。裁判所に申立をすると説明すると「被相続人の債権者を相手取って相続放棄を認めてもらう裁判」を行うと勘違いする人がたまにいます。

「相続放棄申述受理の申出」は、家庭裁判所の裁判官に相続放棄を認める審判をもらう手続で、相手方がいない審判事件なので「甲類審判事件」に分類されます。逆に相手方がいる審判事件を「乙類審判事件」(遺産分割の審判、離婚による財産分与の審判等)といいます。

相続放棄の手続きをしてもらう家庭裁判所はどこですか?

相続放棄手続を管轄する家庭裁判所は、被相続人の死亡時の住所地を管轄する家庭裁判所です。この管轄とは「土地管轄」のことであり、例えば被相続人の死亡時の住所地が「大阪市北区」である場合は、「大阪家庭裁判所本庁」が管轄裁判所になり、被相続人の死亡時の住所地が「東京都立川市」の場合は「東京家庭裁判所立川支部」が管轄になります。

もし、住民票の住所ではない場所に住んでいた場合どうなりますか?

では、被相続人が住民票上の住所に住んでいない場合、この「被相続人の死亡時の住所地」はどこかという問題があります。例えば、被相続人の住民票上の最終の住所は「大阪市北区」、生活の本拠としていた最終の居所は「東京都立川市」、死亡した病院の場所は「東京都港区」である場合、管轄の家庭裁判所はどこになるのでしょうか?
答えは、住民票上の住所を管轄する家庭裁判所です。なので、被相続人が住民票を「大阪市北区」に置いたまま東京で生活をしており、10年以上も大阪に行ったことがなかったとしても、管轄する家庭裁判所は「大阪家庭裁判所」となります。

 

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