相続放棄・財産放棄手続きセンターTOP > 都道府県別事例TOP > 和歌山県 亡くなった兄の催促状。兄には嫁もいるのに連絡もなく・・・

中の悪い兄と連絡をとりたくないので父の相続を放棄したい 奈良県


Bさんの父親が1ヶ月前に亡くなり、当事務所に相続放棄の依頼があったのは、平成25年1月のことでした。Bさんが父親を相続放棄したい理由について詳しく聞くと、特に借金があるわけでもなく、管理が困難な不動産を所有しているわけでもありません。相続放棄をしたい理由は、「5つ年上の兄と、兄弟仲が非常に悪いので、相続放棄をしたい」ということでした。Bさんは、10数年の間、ずっと兄と仲違いをしており、会って話すことはおろか、自分の印鑑証明書や署名した書類を兄に郵送することすらも嫌悪する程であると語ってくれました。

しかし、今回相続放棄の相談をする上で、Bさんが気にしていた事は、「相続人同士が不仲である」ことを理由に相続放棄が認められるのかという点でした。相続放棄という制度は、「親に借金がある」というようなマイナスの財産を放棄する時に使われる事が一般的であり、Bさんのようなケースで相続放棄が受理されないではないかと危惧されていました。

結論から言いますと、「被相続人の死亡を知り、自分が相続人になったことを知ってから3ヵ月以内」に相続放棄を行う場合は、どんな理由であっても相続放棄は受理されます。相続権というのは、「相続する権利」であると同時に「相続を放棄する権利」でもあるのです。つまり「他の相続人に相続させたいから」「被相続人より十分な生前贈与を受けているから」「相続手続をするのが面倒臭いから」といった理由でも相続放棄をすることは可能です。

Bさんにその事実を伝えると喜んで当事務所に相続放棄の依頼を頂きました。Bさんのように相続放棄に対して誤った認識を持っている人は大勢います。相続放棄についての疑問点がありましたら、いつでもお気軽に当事務所まで御連絡下さい。

 

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